2006年12月17日 (日)
2006年12月10日 (日)
淀川(点野ワンド)
淀川河川敷の点野ワンド。淀川新橋の少し下流に本流とつながった開放ワンドと沼池のような閉鎖ワンドとがある。開放ワンドは釣り人も多く、冬季にはカモなどの水鳥も見られる。ここではボタンウキクサ、ミズヒマワリ、オオフサモ、ナガエツルノゲイトウなど特定外来生物にリストアップされた植物がよく目につく。ともに繁殖力が旺盛で、他の水辺の生物に悪影響を及ぼすことが危惧されているものである。ワンドの周辺にはイヌゴマ、ヤガミスゲ、ゴキヅル,シロネ、シロバナサクラタデなどの湿地を住処とする在来の植物も多く見られる。淀川の流域において人と水辺とのつながりを遮断された地区が多くなった。このような水の流れに手がとどくところも大切ではなかろうか。