2008年7月16日 (水)

イヌゴマ(シソ科)

 河川敷の湿った草地に群生して咲いていたイヌゴマ。高さ40-70cmの多年草。茎は四角形、稜には下向きの短い刺状の毛あり。葉は披針形で対生。花は淡紅色の唇形、長さ12-15mm。上下2唇にわかれ、下唇は3裂し、赤色の斑紋がある。地下茎をのばして増える。

Inugoma

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2008年7月14日 (月)

ムラサキウマゴヤシ(マメ科)

 山地の造成法面の草地で咲いていたムラサキウノゴヤシ。地中海~小アジア原産の多年草。牧草アルファルファとして世界で広く栽培されている。日本には明治初期に牧草として渡来。茎はよく分枝して高さ30cm~1m。葉は3出複葉、葉柄基部には線形の托葉がある。葉腋に花柄を出し総状花序をつける。花は蝶形で10-20個が集まる。花色は濃紫色~白色。各地の路傍や荒地で野生化している。この付近では稀。花言葉は「人生」。

Murasakiumagoyasi

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2008年7月13日 (日)

ウイキョウ(セリ科)

 薬用植物園で満開のウイキョウ。地中海沿岸が原産、古くから世界中で栽培される。日本には平安時代に中国より渡来。学名はFoeniculum vulgare。別名フェンネル。茎は中空、直立して高さ1-2m、上部で分枝する。全体無毛で粉白色を帯び黄緑色。葉は2回羽状複葉、裂片は深裂して線状~糸状。枝先に複散形花序をつける。小花は黄色。種子・葉・花ともに芳香と甘味があり、香辛料やハーブとして利用される。また薬用として健胃剤や鎮痛剤に使われる。アネトールを主成分とする芳香性の製油を含む。花言葉は「賞賛」。

Uikyou

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2008年7月12日 (土)

ヒヨス(ナス科)

 薬用植物園に咲いていたヒヨス。ヨーロッパ~ユーラシア原産の一年草または越年草。全体に腺毛が多く、ビロード状。独特の臭気がある。花冠は径2-3cm、くすんだ黄色で紫色の脈あり。根と葉にヒヨスチアミンというアルカロイドを含み、中枢神経の抑制作用がある。種子も薬用に用いられ、「天仙子」と呼ばれる。古代から鎮痛剤、麻酔剤などに用いられてきた。花言葉は「不完全」。

Hiyosu

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2008年7月11日 (金)

キマメ(マメ科)

 薬用植物園で咲いていたキマメ。熱帯~亜熱帯原産の低木。学名はCajanus cajan。和名は「樹豆」と書く。葉は3出羽状複葉、裏面は白緑色。葉腋に散形花序をつける。花は蝶形で1cmほど、旗弁は黄色で背面に赤色の筋が入る。豆果は長さ4-5cm、最初は緑色で茶褐色の斑がある。熟すと黒褐色になる。中に種子が3-4個入っている。若い莢や種子は野菜として食べられ、カレーやスープの材料として使われている。

Kimane

Kimame2

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2008年7月 8日 (火)

マニホットゴムノキ(トウダイグサ科)

 薬用植物園で頭上に大きく葉を広げていたマニホットゴムノキ。ブラジル原産の高木。学名はManihot glaziovili。葉は長柄をもち掌状に深裂する。樹液に弾性ゴムやゴム類似物を含み、良質のセアラゴムが採取できる。ただ、単位面積当たりの収量が少ないので栽培されていない。耐寒性があり庭木として植えられている。

Manihot

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2008年7月 7日 (月)

オキジムシロ(バラ科)

 水田の畦の草地に咲いていたオキジムシロ。ヨーロッパ原産の一~二年草。茎はよく分枝し、高さ40cmほど。根生葉は羽状複葉、小葉は7-11枚。上部の茎葉は3出複葉。花は葉腋に1個つき、径7-11mm。花弁は5枚、黄色。雄しべは15-20本。雌しべは多数。この付近では河川敷や路傍で散発的に見られる。

Okigimusiro

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2008年7月 3日 (木)

アイノコヒルガオ(ヒルガオ科)

 河川敷の草地に絡み付いていたアイノコヒルガオ。ヒルガオとコヒルガオの雑種と推定される。両者の中間的な形質をもつ。この個体は花冠は径5cm程で、花柄にはごくわずかな翼が見られ、葉の側羽片は2裂している。花粉粒は不揃い。

Ainokohirugao

Ainokohirugao2

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2008年7月 2日 (水)

ヒルガオ(ヒルガオ科)

 線路ぎわのフェンスに絡みついて咲いていたヒルガオ。つる性の多年草。地中に地下茎をのばして増える。葉は鉾形~矢じり形、葉腋に花を1個つける。花冠は径5-6cm、淡紅色。花柄には翼がない。がくは卵形の苞に包まれる。苞の先は鈍頭、縁は有毛。花粉粒は揃っている。日あたりの良い草地や道端によく見られる。花言葉は「優しい愛情」「絆」。

Hilugao

Hilugao2

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2008年6月27日 (金)

宿根バーベナ(クマツヅラ科)

 道端の花壇で咲いていた宿根バーベナ゛キャンディストライプ゛。南~中央アメリカ原産宿根草。耐寒性、耐暑性が強く、生育が旺盛、開花期間も長い。非常に多くの園芸品種があり、花色も多彩。

Verbena2

Verbena

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2008年6月25日 (水)

タチバナモドキ(バラ科)

 山地の荒地の林縁で咲いていたタ チバナモドキ。中国原産の常緑低木。日本には明治時代に渡来。タチバナモドキとトキワサンザシ・カザンデマリ、そしてこれらを交配した園芸品種を総称してピラカンサと呼ばれている。葉の裏面に灰白色の綿毛が密生する。葉腋に散房花序をつける。花は白色、径5-8mm。花弁は5枚。雄しべは多数。雌しべは1本、花柱の先は5裂。河川敷や山地の荒地に野生化している。

Tatibanamodoki

Tatibanamodoki2

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2008年6月23日 (月)

カキラン(ラン科)

 山地の日あたりのよい湿地で咲いていたカキラン。高さ30-70cmの多年草。全体無毛、細い地下茎が短く這う。葉の先は尖り、縦の脈が目立つ。花序は数個~十数個の花をつける。花弁は長さ1.5cm、側弁は橙黄色を帯びる。唇弁には赤紫色の斑紋と1対の縦長の突起あり。この付近では出会う機会はごく少ない。

Kakiran3

Kakiran2

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2008年6月22日 (日)

ジャガイモ(ナス科)

 畑で満開のジャガイモ。南米アンデス山脈の高地原産。日本には1600年頃に渡来、当時は鑑賞用として栽培される。学名はSolanum tuberosum L.。別名バレイショ。茎は高さ50-100cm。葉は奇数羽状複葉。花は両性、複集散花序につく。花冠は5裂し裂片は開出、径1.5-1.8cmで白~淡紫・赤紫色。雄しべは5個。雌しべは1個。通常は塊茎で繁殖する。品種や条件により受粉・結実する。全草にソラニンなどのアルカロイド配糖体を含む。日本では男爵やメークインなどの多くの品種が栽培されている。品種は用途により生食用、加工用、澱粉原料用などに大別される。花言葉は「恩恵」「慈愛」。

Jyagaimo2

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2008年6月21日 (土)

セイヨウヒルガオ(ヒルガオ科)

 路傍のフェンスに覆いかぶさって咲いていたセイヨウヒルガオ。ヨーロッパ原産で戦前に花卉として導入される。葉は卵状鉾形で先が円く、変異も大きい。花は白~淡紅色で径3cm。柱頭は2裂し、裂片は細長い広線形。苞葉は小型で花柄の基部(見た目は花枝の途中)に対生につく。種子と地下茎により繁殖する。

Seiyouhirugao

Seiyouhirugao2

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2008年6月20日 (金)

ジュンサイ(スイレン科)

 山地のため池に浮かんでいたジュンサイ。多年生の水草で、地下茎は水底の泥中を這う。浮葉は楕円形、長さ5-15cm、幅3-8cm。葉柄は盾形につき、葉の表面は緑色、裏面は赤紫色を帯びる。若芽や葉柄などは透明なとろーりとした粘液質の物質に覆われ、古い時代から新芽などが食用にされている。

Jyunsai

Jyunsai2

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2008年6月19日 (木)

ホウレンソウ(アカザ科)

 丘陵地の畑で咲いていたホウレンソウ。コーサカス地方原産、回教徒により東西に伝播される。日本には17世紀に渡来。学名はSpinacia oleracea L.。雌雄異株。耐寒性は強く、耐暑性は弱い。酸性土壌では生育が悪い。長日植物で日長が長いと抽薹する。中国で改良された東洋種は長葉で欠刻が多く、葉肉が薄く、あくが少なく甘みがある。ヨーロッパで解良された西洋種は葉は丸みがあり、葉肉は厚く、あくが強く大味だが、収量が多い。最近では両者の間の一代雑種が広く普及している。ビタミンや葉酸が多く含まれている。花言葉は「活力」。

Hourensou

Hourensou3 

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2008年6月18日 (水)

オオアブノメ(ゴマノハグサ科)

 ハス田の泥地に咲いていたオオアブノメ。水田や湿地に生える一年草。茎は柔らかくて太く肉質。葉は対生で無毛。葉腋に1個づつ花をつける。花冠は筒形で白色、長さ4-5mm。がくは5裂し、披針形。閉鎖花となり花冠が開かないものも多い。蒴花は球形で長さ3-4mm。除草剤の使用や乾田化などにより減少、極めて稀なものになっている。

Ooabunome2

Ooabunome

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2008年6月17日 (火)

ノハラナデシコ(ナデシコ科)

 道路の法面の草地に咲いていたノハラナデシコ。ヨーロッパ原産の一年草。日本には1967年に帰化が確認されている。高さは40-70cm。茎葉は腺形で無柄、両面に短毛あり。花は径1cm、数個づつ束生する。花弁細くて5個、淡紅色で白い斑点がある。道路の吹きつけ種子に混生したものかもしれない。

Noharanadesiko

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2008年6月15日 (日)

アレチモウズイカ(ゴマノハグサ科)

 路傍の草地に咲いていたアレチモウズイカ。ヨーロッパ原産の二年生草本。日本では1955年に帰化が確認される。別名ホザキモウズイカ。茎は直立しあまり分枝しない。根生葉は長卵形、ロゼットを形成する。茎葉は互生、茎を抱く。花穂は茎の頂につく。花は径3cm、黄色。雄しべには淡紫色の長毛あり。この付近では稀。

Aretimouzuika

Aretimouzuika2

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2008年6月13日 (金)

ムシトリナデシコ(ナデシコ科)

 路傍のコンクリートの隙間に生えていたムシトリナデシコ。ヨーロッパ原産の一年草で、江戸末期に観賞用として導入される。別名ハエトリナデシコ。茎は無毛、上方の節間に茶色くなった粘着部があり、そこに粘液が分泌している。触ると少し粘る程度。花は径約1cm、紅紫色~白色。がく筒は中部でくびれる。花柱は3本。庭にも植栽され、路傍や空地などのやや乾燥したところに野生化している。花言葉は「未練」「しつこさ」。

Musitorinadesiko2 

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